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設計する時の当事務所におけるカンガエカタをまとめてみました。

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①Observation(観察)

このような建物を見たことないですか?

 (モノレール沿道、高架橋沿い、交通量の多い道路沿い、集合住宅が乱立してる場所など...)

1.昼間なのにいつもカーテンを閉め切っていたり、スダレ、ヨシズや木製ラチスで目隠ししている建物。

 

2.昼間も照明がついている建物。

 

3.日が暮れて照明が灯り、ようやく人がいると確認できる建物。

 

4.洗濯した下着類を干されている様子が歩行者から丸見えの建物。

 

5.一部の後付けした目隠し材料のメンテナンス不足で、建物全体のメンテナンスが不足のように見える建物。

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②Analysis(分析)

上記のような建物になった理由を、独自で入手した情報から分析を分析してみると...

私が分析した結果、以下の3つの起因している可能性が大きいと考えれます。

 1.極端に費用が安い設計士に依頼した。

 2.デザイン中心の設計を行った。

 3.設計士の責任範囲がはっきりしない自由設計とうたわれた物件で住宅を建てた。

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1)極端に費用が安い設計士に依頼した。

 

 設計料があまりにも低く抑えられた場合、設計士としては手間を少なくして効率良く仕事をしようとします。

 

 ・現場確認もあまり行かないで設計する。

 ・模型、CG、パース、スケッチなども作らない。

 ・施主の要望だけを取り入れ、自分の経験や知識をもってアドバイスや提案をしない。

 ・周辺建物や環境を考慮せず、敷地だけで設計を行う。

   など

   ↓

      結果、周辺建物や環境を考慮されていない住宅が建つことになります。

2)デザイン中心の設計を行った。

 

  施主、設計士ともにデザインが好きで、後先考えずに大きな窓やインパクトのあるドアなどを人通りを考慮せず設置して設計をすすめる。

  ↓

     結果、周辺建物や環境を考慮されていない住宅が建つことになります。後で住宅前面に集合住宅が建つと悲惨な目に...。

3)設計士の責任範囲がはっきりしない自由設計とうたわれた物件で住宅を建てた。

 

    自由設計とうたわれた物件の場合は、その契約する業者と設計士の責任範囲の確認をした方が良いでしょう。(設計士がその契約する業者に勤務して

    いれば良いのですが、勤務していない外注設計士の場合はその確認がトラブルを防ぎます。)結局、外注設計士の報酬がほとんどの場合低いので、

    1)と同じ状況になります。

 

    しかし実はこちらの方が厄介だと思います。1)の場合は施主と設計士との直接契約ですので設計上のトラブルは設計士に伝えるできますが、こちらの

 場合は契約が施主と業者、業者と設計士の2つになり、業者を介して施主と設計士が結びつくので、直接設計士に苦情を伝えにくいと考えられます。

 設計士は業者との契約金が安いからここまでしかしないと考えているだろうし、施主からすれば何故もっと積極的に設計士は表に出てこないのかと不

 満に感じるでしょう。よくあるケースとしては、最初の1,2回と最後だけ設計士が顔を出して、後の打合せは全て業者の営業が行うというケースです。

 

 この形態でも全てが全て悪い訳ではありませんが、上記のようなことがあると注意、納得して家を建てなければなりません。

 

 1)と同じとなり、

    ・現場確認もあまり行かないで設計する。

 ・模型、CG、パース、スケッチなども作らない。

 ・施主の要望だけを聞き、自分の経験や知識をもってアドバイスや提案をしない。

 ・周辺建物や環境を考慮せず、敷地だけで設計を行う。

   など

     ↓

      結果、周辺建物や環境を考慮されていない住宅が建つことになります。

 

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③Supposition(想定)

上記のようなことがないように、適性価格で、またローコストで進めるのであればきちんと責任範囲を確認して契約を行います。

設計に関しては、下記のA:現場調査、B:役所調査等を十分かつ慎重に行い、C:PLANNING CONCEPTを基に、色々なことを想定しながら設計します。

A:現地調査

1)敷地を含めたの周辺調査

 ・周辺の高低差の確認

 ・周辺の風景の確認

 ・敷地インフラの確認

​(周辺敷地を含めた敷地模型の作製)

  など

2)周辺建物にかかわる調査

 ・周辺建物の窓、通路、玄関など位置

 ・周辺建物により影響を受ける光、風

 ・周辺建物の庭の緑(借景できるか)

 ・空き地があれば面積や用途地域から将来建つ建物を想定

 ・季節、天気、時間などの環境が異なる時の敷地の状況

  など

3)建物を丈夫に、正確に建てるための調査

 ・地盤調査を行う。

      (基本的にはボーリング調査、必要に応じて表面波調査を追加)

 ・測量調査を行う。

      (将来的にトラブル防止のため有資格者の測量を行う。また、設

     計に反映するため必要に応じて敷地内レベルや周辺レベルの

        測量も行う。)

B:役所調査

 ・建築基本条件の確認

       (用途地域、建ぺい率、容積率、防火地域指定、地区計画など)

 ・上下水道などインフラ図(現場とは異なる調査、水圧チェック)

  など

C:PLANNING CONCEPT

 

『建物内部』

①明るく、通風を確保して夏は涼しく!

②家族が集うリビングは広く!

③キッチンは楽しく!

④子供部屋は広さと位置注意して!

⑤家族が集うリビングはできるだけ広く!

⑥プライベートの確保!

⑦機能的でエコ!

⑧防犯に気遣いながらプライベートを守る!

 

『建物全体』

①敷地の持つ能力を引き出す設計を行う!

②敷地周辺の状況を分析して設計を行う!

③敷地周辺の将来の変化も想定した設計を行う!

 

※住宅が基本で、その他の建物に応用できると考えています。

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