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①PROCESS1(現場を確認して設計に反映させないといけないと感じたこと。)
当計画地は、
1.周辺一帯が第一種低層住宅専用地域(建築物の高さH=12M未満と制限されている地域)である。
>>> 周辺に12M以上の建物は建つことはないので、その点を設計に考慮しながらプライバシーを守るような設計を行う。
2.隣接する土地で南側は建築物が建っているが、東西側は空き地となっている状況である。
>>> 南側は建築物が既に建っているのでそれにともなう課題はこれから行う設計に反映させることが可能であるが、東
西側は空き地であり、当計画物の完成後に建物が建つことになる。そのため法規制や敷地規模などから東西両隣に
建つ建物を想定し、当住宅のプライバシー、通風、採光の確保などを注意深く念頭におきながら設計を行う。
3.間口約7m、奥行約23mの短冊状で、東西側敷地も同様な敷地形状である。

005.NKYM-H の カタチノリユウ
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②PROCESS2(敷地周辺現況も考慮した設計の検討。)
南側は既に建物が建っていましたが、東西両隣は空き地のままでした。しかしその東西隣地に
どのような建物が建つか分からないので、法規や地区計画をクリアして建つ最大の建物で、利
用者が多い集合住宅が両隣に建つと想定しました。その想定が当計画地に建つ住宅にとって最
も厳しい環境となると考えで、その条件を克服し快適なプランの作成を目指しました。予算の
こともあるので、施主と平屋、2F、3F建てにした場合に周囲から受け る影響を一緒に検討しま
した。(右図は3F建て案の検討)

周辺との関係③
タイプ3)3F建て案

窓の種類と光の入り方①

窓の種類と光の入り方②
【窓の種類と光の入り方】
③PROCESS3(窓による光の取り入れ方の確認)
窓はトップライト、ハイサイドライト、サイドライト、ローサイドライトに分類ができます。
それらは光の取り込み方やプライバシー性が異なるので、NKYM-Hの周辺状況を確認し、どの
窓がこの家にとって最善なのかを検討しました。
005.NKYM-H の カタチノリユウ
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④PROCESS4(様々な考察を経ての設計の基本方針の決定をしました。)
今まで整理した情報、図面や模型などの資料で打ち合わせを行い、施主に十分に納得して頂き、最終的な基本方針の決定を行いました。

最終案の周辺との関係①
ボリューム
005.NKYM-H の カタチノリユウ
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⑤NKYM-Hの工夫ポイント
1.キッチンに立つお母さんが家の中心で家族を常に見守ることのできるような配置計画。
2.プライベートエリアとパブリックエリアを分離させ、家族以外の人がプライバシーエリアに入ることはないように計画。
3.天窓テーブルと屋上庭園の設置
地上階に安全な庭を設けることができないので、屋上に庭園を設置。また、そこに設置されたテーブルは下階のリビングダイニニングに光を取り込む天窓
としても機能。
4.適度に視線を遮るエキスパンドメタルの外壁とテリトリーの確保
・リビングダイニングの北向きにエキスパンドメタルが設置(前面道路沿いに)されており、適度に視線を遮るので日中はカーテンなどでプライバシーを守
る必要がない。現在は建物の正面が施設の大型駐車場となっているが、将来、集合住宅などが建設された場合はこのエキスパンドメタルを完全に不透明な
材料と交換してプライバシーを守ることも可能。(天窓があるので室内には影響を及ぼさない。)
・那覇新都心では、敷地境界の塀は金属フェンスのような透過性の良いものとされ、高さについても制限がある。しかし、当敷地のように狭い土地において
そのことは視覚的に敷地境界をあいまいなものとさせ、住宅屋内部だけが家族に許された私的空間に感じる可能性性が生じる。しかし当建築物は、住宅屋
外に飛び出したエキスパンドメタルの空間を設置し、敷地のテリトリー(領域、範囲)を表現した。

屋上(昼)
・屋上庭園・天窓テーブル

屋上(夜)
・屋上庭園・天窓テーブル

エキスパンドメタル

エキスパンドメタル

エキスパンドメタル
リビングダイニングからエキスパンドメタル空間を見る
005.NKYM-H の カタチノリユウ

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